愛玩子猫のしつけ方




「………でもね。ほんとに反省したよ……。男子校って女の子がいるだけであんなに大騒ぎになるもんなんて知らなかったよ……。」



俯いて…思い出したのか膝の上のにこちゃんは俺の服を握る手にぎゅっと力を入れる。



どうやらとても恐かったらしい………。



それに対して彼女を恐がらせたヤツらにイラっとしたものが湧いてくる。



「……女の子がいるだけっていうか………。にこちゃんだったから。」



よくわかっていなさそうな彼女は目をぱちぱち瞬いて、首をかしげている。



「……そう言えば…、ずっとセイジョノサクラノセイ…って言ってる人がいたんだけど……。あれって何??」



「…………。」






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