ちっさいオッサンの奇跡

「お前、今日遅刻?
珍しくない??」

「…いや、ちょっとあってね。」


ちっさいオッサンが現れたんすよ。



「てか、俺のことシカトしただろ!

今だって、話しかけてくれたっていいじゃん!!」

「…ごめん。」


気が気じゃないんです。

あんたがあたしのチョコだって気付いたと思う、から…?


あれ?
なんか、普通じゃね??



いつもと変わらない絡み。

いつもと変わらない笑顔。

いつもと変わらないアイツ。



もしかして、

気付いてない??



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