ちっさいオッサンの奇跡
イイ男、清田くんに頬を緩めてる間、オッサンは清田くんの机の上をウロウロペタペタ。
なにしてんだコイツ。
「ふむふむ。
おぉ、やはり!!
なんとなんと!!
これはこれは、面白い!」
うっせ。
みんなには見えてないし聞こえてないからなんの支障もないが、あたしはそうも言ってられない。
ウロウロぶつぶつされると、どうしたって気が散るのだ。
だからと言ってオッサンにヤメロとは言えないし、すぐ隣にはイイ男清田くんがいるから筆談もできない。
オッサンはやりたい放題楽しんでる。