蜜恋
プロローグ
人の数だけ出会いがある
人の数だけ恋が芽生える
世の中に溢れる愛
繋ぐ手と手
触れる肩、その肩を組む腕
見つめ合う目と目
紡いで掛けていく言葉
密着するほどに生まれる温もり
近くにいなくても感じ取れる相手を思う気持ち
そうやって募っていく感情に
優しさに、喜びに、愛に
心は満たされていく
私はそれを知りたい、知っていきたい、これからも
だから、好きなの
例え非難されても、批判されるまでになっても
恐れるほどの言葉を投げかけられても
好き、なんだもん
別に私が何したっていいじゃない
.
< 1 / 5 >