恋するノート


3月 中旬


卒業式。


あたしは涙もろいから

当然、泣いた。


あなたはそんなあたしを

笑ったね。


みんなが泣いている中…

あたしはあなたを
呼び出した。



”……好きです。付き合って下さい”


恥ずかしすぎて
顔を見れなかった。


あなたからの返事を聞くのが

怖くて、

途中で逃げ出しちゃった。



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