ツンデレ彼女 -だって好きって言ったじゃん-
「でもさ…」
と斗真は俺の前の空いた席に座る。
「…でも?」
「おまえらデートしたのか?」
「……………」
で、ででデ…デート!?
口をぱくぱくさせる俺に斗真は話を続ける。
「相手は女の子なんだぞ?しかも我らのさゆりん。蓮に飽きたらとっとと人変えることだってできるんだぞ?」
「…あ、飽きる?」
「うん」
お、女の子はそんなにで、デートしたいものなの…ってしたいよな。
そもそも俺が行きたい。うん。
でもデートなんか誘ったことねぇし…
どうするんだよ。
「なあ斗真…どう「そーゆーことはめぐみにな」
…ですよねー。
そんな笑顔で言わなくても…