ツンデレ彼女 -だって好きって言ったじゃん-


とゆーことで、いつもの屋上会議。


「あんたねー…男としてどうなの!?デートの誘い方を教えろ?ふざけんな!!」

「す、すいませんめぐみ様」

「“す”が1個多い!!」

「申し訳ございません」


なんで聞いたら怒られるんだよ…

斗真は笑ってるしよー…


「そもそもね、あんだけ人気があるんだから危機感を持ちなさいよ。危機感を」

「はい…」


危機感すでに持ってますって…

今言ったらたぶん余計に怒られるけどさ。


「まあ仕方ないわね。蓮だもの。いいわ。教えてあげる」

「まぢで!?ありがとうございます!!」

「その代わり」

「その代わり…?」

「失敗するんじゃないわよ」


めぐみの恐ろしく低い声に、俺と斗真は身震いしたのだった。


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