ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
♪‐俺様兄貴と俺様教師



桜が舞散る校門を潜る。

回りに居る生徒は、私、色七愛陽と兄の悠陽ーユウヒーに頭を下げてる。

私たち兄妹…
いや、悠陽は、この高校で、天下を納めてしまいました。



「気持ちがえぇ景色やな。せやけど、お前は頭が高い」



「すいません!;;」



私は悠陽に腕を引かれながら、注意された男の子に「ドンマイやな!」と声を掛け、校舎へと入った。

悠陽と別れ、ローファーから上履きに履き替えてると、後ろから、聞き慣れたバサッという音が聴こえて来た。

私は「新学期早々、大変やなー」と言いながら、スクールバックから紙袋を取り出し、悠陽に手渡した。
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