ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜



往診してくれたお医者さんから貰った薬で、何とか一時的に吐き気は治まり、ゆっくり寝れた。

真っ暗な部屋で目を覚ますと、悠陽は布団にくるまって寝てる。

私は布団から出て、リビングに向かうと、ソファーで新聞を読んでる元ちゃんと、ニュースを見てる岡江先生が居た。



「まだ、居てくれたん…?」



私が寒さに身を縮めながら声を掛けると、元ちゃんは新聞から私に目を移した。

手招きをされ、隣に座ると、お茶をくれる。



「帰っても俺ら独り身やし、気になってな」



岡江先生がテレビを消しながら、私に答えてくれた。
< 112 / 199 >

この作品をシェア

pagetop