ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
時計を見たら21時を回って居て、「何か食べる?」と訊けば、「うん」と言う岡江先生。

元ちゃんはまた新聞の世界に入ってる。

私はキッチンに行き、冷凍庫からカレーを出し、レンジで解凍。

その間に、冷蔵庫にあった残り物でスープとサラダを作ってると、悠陽が出て来た。



「起きたんか」



元ちゃんが新聞を見たまま訊くと、頷きながらキッチンへと来た。

布団のとこに忘れてた私のジャージの上着を持って来てくれた。

私はそれを受け取り、羽織ると、悠陽は水道で嗽をする。



「悠陽、お粥でも作ろうか?」



「まだ食欲あらへん…」



悠陽はコップに水を注ぎ、リビングへと戻る。
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