ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
私はご飯をよそい、温まったカレーをかけ、スープとサラダと一緒に運んだ。



「どうぞ」



私が2人にスプーンを渡せば、嬉しそうに食べ始めた。

悠陽はテレビを見て、私は元ちゃんの肩に凭れた。



「何や…大胆やな(笑)」



岡江先生が私たちを見てニヤニヤしてる。



「元ちゃんの隣って、むっちゃ安心するんやで」



私はカレーを頬張る元ちゃんを見る。

元ちゃんは私を横目でチラッと見て、悠陽が見てるドラマに目を向けた。



「面白いんか?」



「あー…榛陽が出てるから、ちょっと見ただけ」



悠陽は私を遠慮がちに見て、テレビを消した。
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