ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
♪‐決められた同棲生活



夕方、我が家のリビングには悠陽と元ちゃんと私が呆然と座って居た。

“教師と生徒が同棲”って事より、私たちはこれからどうするか迷って居た。

元ちゃんのお母さんたちは、ちゃっかり荷物を運んで来てたんだもん。

後戻りというか、追い返す事は、もう不可能。

私は考えてても仕方ないと、「何が食べたい?」と訊く。



「「鍋やな」」



何故かハモった2人をチラッと見た後、冷蔵庫を確認しにキッチンへ。



「白菜とか野菜、買って来る」と伝えて家を出る。

エプロンのポケットに財布を入れ歩く。

―――幸せを、感じる。
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