ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
私はみんなにバレないように配慮しながら、元ちゃんのジャージの裾を掴んだ。



「私は…元ちゃんに“愛陽だけ”って証が欲しいだけなんやで?
元ちゃんは、私の彼氏やろ?」



本当は“私だけやろ?”と、言いたかった。

付き合った日からも、今も、これからも、私は元ちゃんを独占したくなると思う。

教師という職業柄、無理なのはわかってても…。



「…愛陽はただの彼女やねぇよ?
俺にとって、唯一無二の存在や」



「元ちゃん…」



私は抱き着きたい衝動に襲われてしまった。

気持ちを堪えて堪えて決めた。

やっぱり今日も営みは行う方向で!!



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