ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜



お昼休憩の時間。

私は、由香里と米倉を拉致って体育教官室へと向かった。

元ちゃんとお昼ご飯を食べる為。



「愛陽は“元ちゃん・元ちゃん”て煩い!」



…いきなり何で怒るんや;;

私は米倉に助けを求めるが、さも“同感”と言わんばかりの顔してる。

私は唇を尖らせながら、廊下を歩く。



「久しぶりやね、はー君」



「そうやな」



私たちが体育教官室の前に着くと、男女の声が聞こえて来た。

男の人の声は、明らかに元ちゃんの声。



「変わってなくて、安心した」



…どういう事や…。
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