ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
「元ちゃんが好き…誰よりも好きなんやで…!!」



「俺かて好きや!」



泣いて叫ぶ私に、元ちゃんは言い聞かせるように言い切った。

私は口も目も閉じ、元ちゃんにそっとキスをした。

元ちゃんはちゃんと、応えてくれた。

深く深く絡み合う舌に、気持ちを託す。



「は…じめ…ちゃん…で…いっぱ…い…に…な…りたい……」



キスの合間に、想いを言うと、元ちゃんは教官室の倉庫の鍵を開けた。



「えぇか?」



「元ちゃんとなら、どこでも…」



私は元ちゃんの背中に寄り添う。

元ちゃんはいつもより、優しく抱いてくれた。




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