ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
♪‐それぞれが下す決断
家に帰る途中、元ちゃんが教えてくれた。
「告白されたんや」と…。
私たちはそれぞれの部屋に、無言のままで戻り、長い長い夜を過ごす。
私は由香里に電話を繋けた。
『もしもーし』
由香里は私とは裏腹に、テンションが高い。
私は「由香里…?」と、泣きそうな声で話す。
『どうしたんよ。喧嘩でもしたん…?』
由香里は優しい声で、返事を返してくれた。
私の考え、その考えの実行法を相談すると、由香里は、『愛陽らしくてえぇと思うよ。但し、後悔はしたらあかん』と言ってくれた。
でも私は、後悔しても、楽しい未来がちゃんと待ってると、確信した。