ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
「―――あっぶねぇ!;;」



私は教卓に倒れ込む。

ーーバシンッ



「いった;;」



ずっと黙ってた由香里にお尻を叩かれた。



「担任に“元ちゃん”て失礼ちゃうの!?」



「大丈夫でしょー…(泣)
うぅ…ケツが割れそう…」



「最初から割れてるやないの」



由香里は「目を付けられたかもねー」と、腕を組んで頷いてる。

悠陽は「俺様が守ったる」と言ってる。

私は2人を見ながらお尻を撫でて、オムライスの事を考えた。

痛みを紛らわす為に。

―――この頃はまだ、未来が動き始めてるとは、誰も気付いては居なかった。




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