ざけんな！〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜

「夏になると、愛陽はいつもキャミソールに短パン。あいつらは、愛陽に欲情して襲った。でもな？愛陽が何よりも傷付いたんは、榛陽が…一番先に襲ったからなんや。帰って来た俺が止めさせても、俺が居らん時に、榛陽はまた襲った…」



俺が愛陽に近付いた時、あいつは異常に反応して離れた事を思い出す。

愛陽を怖がらせたんだ。



「母親がようやく気付いた時、あんババアは…デビューが決まってた榛陽の名誉を守る為に、愛陽の責任にした。父親は家族を捨てた。母親は榛陽と上京した。それからの愛陽は、自分のスタイルを嫌って食べて食べて、今のようになった。いつしか、食べる事が…ストレス発散にもなった。
…なぁ先生…！」



一通り話終えた悠陽が俺を見た。

俺は「…ん？」と聞き返す。