ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
「愛陽」
「愛陽ちゃん、久しぶりやな!」
トイレから出た私の前に現れた、榛陽とFlightのメンバーの1人、“キズナ”こと、柴田絆ーシバタキズナー君。
私は壁に背を付けながらも、リビングへ向けて後退り。
「再会したのに、そんな反応は悲しいで(笑)」
そんな私の腕を掴んだ絆君。
「ゆう…はじ……」
恐怖で声にならない私を抱き締め、嬉しそうに、私の首に指を這わせて来る。
「白い肌や可愛さは、何も変わらないな…」
「ぃ……いやぁーーッ!!!」
絆君が私の首に唇を当てた刹那、やっと声が出た。