ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
ドキドキとまではいかないけど、嬉しさに弾む胸に手を当てながら、私は悠陽と登校。
悠陽は相変わらず、頭を下げられている。
私は悠陽へプレゼントされたマフィンを口に運んでると、頭を下げてる生徒の中で、腕を組み、苦笑して立ってる元ちゃんと目が合った。
悠陽は「先生おはー」と言いながら、校門を潜る。
私は“マフィンが取られるかも!”と思い、マフィンを背中に隠しながら悠陽に続く。
「食べ歩きしてんな」
「…うわぁ…」
案の定、マフィンは没収。
私はショックで口をポカーンと開けて立ち尽くす。