ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
「ドキドキして堪らんねん…」



「は?」



「私な?ずっと米倉が好きやったんよ…;;」



…アホらし。

私は由香里の手を振り払い、黒板に書かれた文字を消した。



「好きなら逃げるな!ま、私は恋した事ないんやけどな(笑)」



「愛陽ー…っ」



由香里は私の腕を叩きながら唇を尖らす。

…親友よ…。

いくら私に脂肪があっても痛いんですけど…(泣)

私は由香里を押さえ込み、始業式もあるので、「体育館、行くで!」と促し、体育館へと向かった。

美人な由香里に、米倉はピッタリだろうなー…と、考えながら。



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