ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
机を由香里の隣へ移すと、私は更に舞い上がった。

真っ正面に、大好きな元ちゃんが見えるからだ。

教卓で何かを用意してる元ちゃんを見つめてると、バチっと視線が交わった。



「色七は居残りして、座席表を作れな」



「はぁい!」



今まで居残りと言うモノが苦痛で仕方なかった。

でも今は、凄く嬉しい。

学校に居る時間で、一番、元ちゃんに近付けるから。

私は元ちゃんから座席表を受け取る為に立ち上がる。



「はい!お願いがあります!」



しかし…來未ちゃんも、手を上げながら、立ち上がった。
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