ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
悠陽を自分のクラスに返し、私は「すいません;;」と謝る。

隣に立つ男子は、顔を引きつりながら「大丈夫;;」と言う。

私が男子から顔を逸らすと、誰かが隣に立った。



「凄いヤツと知り合いなんやな」



「…誰や。ホストか?」



隣に立った長身のイケメン。

私は悠陽や父親で見慣れてるせいか、回りの女子が「キャーッ!!」と騒ぐ中、冷静に返した。



「後でわかるから焦んなや。
コブタちゃん(笑)」



そう私を見下ろして笑い、教頭たちの所へと行く男。

私は「何様じゃボケカスっ!!」と、男の背中に叫ぶ。
< 9 / 199 >

この作品をシェア

pagetop