ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜
私は「後で食べる」と告げ、焼きそばを食べる悠陽を引っ張りながら、立ち上がった。



「お化け屋敷でも行こうや!」



パーッとしたくなった。

一度、ここから出たくなった。

細かい事で悩むなんて重たい女だと思われそうで嫌だし。

「おい!」と、止める岡江先生に手を振り、私は悠陽と二階の1年生がやるお化け屋敷の教室へ。



「おー、騒がしいな(笑)」



悠陽は周りで「キャー!」と、叫ばれてるのにご満悦。

自分の人気さが、そんなにも嬉しいのだろうか。

私は“意味わかんね”と思いつつ、悠陽とお化け屋敷の受付へ。
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