ざけんな!〜イケメン教師VSぽっちゃり生徒〜



「ふぅ…怖かった…!」



私は結局、悠陽をほかって、先に走って出て来てしまった。

こんにゃくとか、古臭い演出だったけど、怖かった。

私は何故か乱れたセミロングの茶色い髪の毛を整えながら、悠陽はまだかと振り返る。

でも、数秒後に出て来た悠陽は、ブレザーを乱し、ネクタイがほどかれていた。



「中で何かあったん?」



…お化け役の子に、触られたんやろ!!



「愛陽が引っ張ったんやろ;;」



悠陽は私を見て呆れてる。

私は「申し訳ない」と言いながら、頭を下げた。

本当に、申し訳ないです;;
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