美形x平凡 --BL
「っ!痛い、みこと…っ」
葵は状況をうまく飲み込めず、自分に跨る美琴の綺麗な顔を凝視した。
「…親は、いないよ。ていうかいらない。飽きた」
「あ、飽きた……?」
葵が眉間に皺を寄せ、美琴の目を見つめる。
すると美琴は妖艶に微笑み、葵の首に顔を埋めた。
「っちょ!なに、…っ」
首元から香る葵の匂いに理性が飛びそうだったが、なんとか抑えた。
静かに、葵の白い首に舌を這わせる。
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