月影
「…家族って言ってたけどさ、恩人ってどういう意味なんだろ」
少し歩いたところにあったカフェに入ってお茶をすることにした深幸達は、頼んだ飲み物とクッキーを食べながらさっきの出来事について話していた。
「家族って言ってるけど、血の繋がりはないっぽいよ」
芽衣は言って、携帯をほら、と見せてきた。
「…ほんとだ」
そこには彼女のプロフィールが載っていたのだが、娘が一人と書かれていた。
「ていうか、結構すごい?あの人」
手掛けてきた番組名がズラリと載っていたのだが、あまりテレビを観ない深幸でも知っている番組が多く書かれていた。
「…多分。だって、これなんてこないだ視聴率20%越えたって話題になってたし」
芽衣はふるふると頭をふった。
少し歩いたところにあったカフェに入ってお茶をすることにした深幸達は、頼んだ飲み物とクッキーを食べながらさっきの出来事について話していた。
「家族って言ってるけど、血の繋がりはないっぽいよ」
芽衣は言って、携帯をほら、と見せてきた。
「…ほんとだ」
そこには彼女のプロフィールが載っていたのだが、娘が一人と書かれていた。
「ていうか、結構すごい?あの人」
手掛けてきた番組名がズラリと載っていたのだが、あまりテレビを観ない深幸でも知っている番組が多く書かれていた。
「…多分。だって、これなんてこないだ視聴率20%越えたって話題になってたし」
芽衣はふるふると頭をふった。