月影
「…おーい、芽衣?」
ヒラヒラと目の前で手を振ってみる。
と、急に芽衣が肩を掴んでゆさゆさと揺らしてくる。
「ま、政宗様に呼び捨てにされた!!」
「えっ?あ、ごめん。呼び捨てにしないよう言っと」
「かなくていい!どうしよう、マジ嬉しい!しかもなんで名前知ってんの!?」
芽衣が顔を真っ赤にしながら叫ぶ。
「え?そりゃ政宗に芽衣のこと話したことあるし、さっきも芽衣の名前出したし」
「あー!もうヤバイ、嬉しすぎて死にそう!?」
「は!?」
政宗に呼び捨てにされただけでそこまで喜べることに深幸は若干引きながらも、取り合えず帰ろう、と芽衣を引っ張ってその場を後にした。
ヒラヒラと目の前で手を振ってみる。
と、急に芽衣が肩を掴んでゆさゆさと揺らしてくる。
「ま、政宗様に呼び捨てにされた!!」
「えっ?あ、ごめん。呼び捨てにしないよう言っと」
「かなくていい!どうしよう、マジ嬉しい!しかもなんで名前知ってんの!?」
芽衣が顔を真っ赤にしながら叫ぶ。
「え?そりゃ政宗に芽衣のこと話したことあるし、さっきも芽衣の名前出したし」
「あー!もうヤバイ、嬉しすぎて死にそう!?」
「は!?」
政宗に呼び捨てにされただけでそこまで喜べることに深幸は若干引きながらも、取り合えず帰ろう、と芽衣を引っ張ってその場を後にした。