天使を射止めよ、男達!!2nd
「え、何してるの?3人とも…」
壁は、苓と星と辰志だった。
「俺達の前でラブるなんてことは〜ふふっ♪「「絶対させねぇ(怒)」」」
「……ム…嫌だ」
「紫雲!!付き合えるだけでいいじゃん!!昴っちの心はキミの物なんだよ?!」
なっ…恥ずかしいこと言わないでよ…
ていうか、ラブらせないということは…
「邪魔しますね」
「邪魔するなぁ」
「邪魔だよーん♪」
「…昴は渡さないから」
あぁっ…私には火花が見える!!
どうすればっ…
「あ、紫雲。さっき私を呼んでたよね」
思い出した私は、紫雲の元へと近付いた。
グイッ
「うわっ…」
紫雲は入学式用のパイプ椅子に座りながら、私を自分の元に引っ張った。
つまり、抱きしめられてる。