天使を射止めよ、男達!!2nd

「え、何してるの?3人とも…」

壁は、苓と星と辰志だった。

「俺達の前でラブるなんてことは〜ふふっ♪「「絶対させねぇ(怒)」」」

「……ム…嫌だ」

「紫雲!!付き合えるだけでいいじゃん!!昴っちの心はキミの物なんだよ?!」

なっ…恥ずかしいこと言わないでよ…

ていうか、ラブらせないということは…

「邪魔しますね」
「邪魔するなぁ」
「邪魔だよーん♪」

「…昴は渡さないから」

あぁっ…私には火花が見える!!
どうすればっ…

「あ、紫雲。さっき私を呼んでたよね」

思い出した私は、紫雲の元へと近付いた。

グイッ

「うわっ…」

紫雲は入学式用のパイプ椅子に座りながら、私を自分の元に引っ張った。

つまり、抱きしめられてる。





< 3 / 91 >

この作品をシェア

pagetop