天使を射止めよ、男達!!2nd
┗再び発足!?あの人の……?
その翌日。
私と羅々は紫雲を置いて、普通に登校していた。
菫達は1日ですっかりこの学校に馴染んだようで、昨日から…
「菫先生、ここ教えて下さい〜」
「結木先生、彼女居るんですかぁ?」
「珠輝ちゃん、みほみほって子珠輝ちゃんの何?」
…質問攻め。
2年の担当なのに、何故か1年女子が群がっているという有様。
3人は終始この状態なのに、笑顔を崩さない。
雪梛に至っては、最初から笑ってないけど(笑)
「すごいねぇ〜すみにゃん達(笑)」
「大学でもこんな感じだったんでしょ?多分」
「だろうね〜(笑)」
私達はその集団を見てため息をつき、先を急いだ。
しばらくすると、
「昴ねぇ〜!!」
聞き覚えのある声。
いや、もう愛しの架唏琉だよっ!!