天使を射止めよ、男達!!2nd

「昴は渡さない…まず、俺は昴にゾッコンだから…俺が渡さない」

「しっ紫雲!!//」

はっ恥ずかしいから止めてぇええっ…!!

何てことは…言えない…
正直、嬉しい。

「(怒)つくづく真っ直ぐでイラつくな…こんにゃろう」

「…それは辰志も一緒でしょ」

「……」

「たっちゃんは自覚無しのドストレートだからね☆」

「星、君が言える口じゃないですよ」

「それは苓くんもでしょーがっ!!」

…何なんだ…この対決は…

結局皆、真っ直ぐってことでしょ。
ていうか、今から1年生の入学式なのに大丈夫かな?

「仕方ありませんが…入学式まで後少しですし、言い合ってる暇も無いですから…」

「そうだな。祝共学だもんな」

「俺達モテるかなー?」

「…そうなの?」

「絶対モテモテだよ…うん…」

何だか複雑な気分…



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