天使を射止めよ、男達!!2nd

私の予感は的中だったな。
ライバル…は、1年女子。

「紫雲せんぱ〜い♪」

うわ…

私は見事に紫雲の腕に絡み付く1年女子を見てしまった。

ズキン

痛い…何これ。
胸が…締め付けられ「…触るな」

?!

私が心の中で痛みを感じていると、ものすごく低い威圧的な声が聞こえた。

「…昴以外は受け入れてない。散って」

し…紫雲?!紫雲だったの?

「昴ってぇ〜誰ですかぁ〜?」

そんな紫雲の様子にも、1年女子は怯むことは無い。

すごい…ある意味。

「…俺の1番大事な彼女」

「そうですね。"俺の"にはムカつきを覚えますが、"僕達の"大事な人ですね」

紫雲…苓、ありが「だいたいてめぇーら女子、何かクセェし」

…辰志それ…ムードぶち壊しね(泣)
多分香水だと思うけどさ。




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