ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
朝起きたら落ち着いてた。




安心したー…。





「あ、駿おはよ。」

「ん?元に戻った。」

「掘り返すな!!」





うん、やっぱりいつものあたしだ。




昨日は意識しすぎてたんだよ。






いつも通り、ハルに送ってもらって校門前で降りた。





そしたら、通学路を歩いてる汐莉が見えたから、そっちに向かった。






「汐莉……誰だ、お前ら。」





まさかの学校の近くで囲まれた。




つーか、男じゃね?




遠くから汐莉が走ってくるのが見えたから、来るなって目で合図した。






「カワイイじゃん。」

「見た目普通じゃね?」





キモイ!!




ジロジロと上から下まで見やがって…。






「何しに来たの?邪魔だし。」

「んな怖い顔すんなよー!」

「ここ学校前だって分かってんのか?」

「こんな不良校の先公が助けにくるわけねぇだろ。」





ちっ…。




こんな奴ら、倒すのは簡単だ。




だけど、四天王に目ぇつけられてるからな…。






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