ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
「よぉ、駿!!宇佐も。」

「龍。」

「なんか付き合わされたんだけど。」

「八雲。」

「八雲は暗いねん!!よっ、駿に宇佐!!」

「宝。…遊びに来たのか?」

「まぁ、そんなとこやな!!」






風間組の頭、風間龍。




明るいけど冷静にまわりを見れる奴だ。





火野組の頭、火野八雲。




落ち着いてるように見えて、気が短い。





林組の頭、林宝。




関西弁で、情報量も人脈もハンパない。






俺達は山寺組のモットーを基本に動いてる。




信頼できる奴らだ。






「ん?どうしたん?駿、なんか楽しそうやんか?」

「そうか?」

「お気に入りが出来たんだよ。」

「駿に?」





意味深な言い方してんじゃねぇよ、宇佐…。





「興味があるだけだ。」

「女か?」

「まぁ。」

「あ、女と言えばやな。駿、女が欲しい言うてたやんか。」

「…ケンカが強くて意見が言える女、が欲しいとは言ったな。」

「学生でもええの?」

「まぁ。」






優衣は勧誘してあるけど、多い方が良いに決まってるからな。





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