ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
でも居るかな〜山寺の屋敷に。




いくらなんでもそう簡単には居ねぇかな?






「ただいま〜!」

「…お邪魔します…。」

「優衣!?」






たまたまハルと出くわした。






「よっ!」

「学校は?」

「サボリだ。見れば解るだろ!」

「はぁ…。バカがもっとバカになるぞ。」

「誰がバカだ!」

「お前学校サボってて普通になれると思ってんのか?」

「あ。」





そっか…。




って、こんなこと言い合うために帰ってきた訳じゃねぇ!





「なぁ、今宝とか来てるか?」

「居ませんよね?組の頭だし…。」

「居る。ちなみに遊びに来ただけらしい。宝さんに会いに来たのか?」

「あぁ!」






ハルが取り次いでくれるらしい。




にしてもマジで居るとはな…。




ヒマ人か!






「ねぇ優衣…こんな簡単に会えるもんなの!?」

「さぁな!」





汐莉もビックリしてた。




五分くらいでハルが戻ってきて、居間に通された。







< 142 / 374 >

この作品をシェア

pagetop