ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
「なんでも、今高2やねんけど、中学時代は1年のときに不良校でトップとったらしいねん。」

「へぇ。」

「で、今も不良校にいるらしいねんけど、自分からはケンカ売らないらしいで。」





…ん?





「でも、売られたケンカは必ず買うし、必ず勝つらしいねん。」





なんか、聞いたことあるような…。






「毎年この辺の高校ビビらしてる、カルテットって女のチームあるやん?アイツらも危険視してるらしいで。」





女子校の事情なのになんでそんな知ってんだよ!?




それより、宝が言ってるのって…




まさか…





「名前は…」

「「麻野優衣。」」

「え!?」

「やっぱりな…。」





驚いてる3人に対し、ため息をついてる俺と宇佐。






「どうしたの?」

「問題あったか?」

「ちげぇよ…。もう勧誘済みなだけだ…。」

「「「は!?」」」

「マジだ。今週末からここに住む。」

「駿が楽しそうだったのって…。」

「そ。優衣ちゃんを丸め込めたから。」

「変な言い方するな!!」






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