ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
◎優衣



ついに放課後。




あ。




どこに行けば良いんだ?






「麻野ー!!迎えに来ーたよ!あはは!」





行く手間省けた。




ラッキー!




しかも、もうキレモードで来てくれちゃって。






「やる気満々じゃないっすかぁ、先輩?」

「だって伝説の麻野優衣が戦ってくれるんだしね?あはは…来いよ。」






なんであたしから行かなきゃなんねんだよ。





でもまぁ…。




殺っちゃっていいよね?





「遠慮なく行きます♪」





やっぱ今までの奴とはちげぇな…。




しつこい。





でも…あたしは負けねぇよ!






「うっ…!」

「あれ、終わりですか?先輩ー?」

「麻…野…!」






まだ立ち上がってきた。




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