ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
よし。




今日は土曜日。





「俺優衣とデートしてくる。」

「は?唐突になに言っちゃってんの?」

「じゃ。」

「仕事!!」

「お前がやっとけ。」

「久々に俺様かよ…。」





思い立ったら即行動。




優衣の部屋に向かって、ノック。






「はーい…駿!?」

「優衣、デートって知ってるか?」

「な、バカにしにきたのか!?」

「ちがうって。」

「知ってるって、それくらい!」






よし。




第一難関突破。






「今からそれ行く。着替えてこい。」

「はい!?仕事は!?」

「宇佐が、俺がやっとくから行って来いって。」

「マジかよ…。」

「着替えたら大広間な。女らしい格好してこい。」

「ちょ、駿!!」






若干(?)強引に決定した。




さて、どんな格好してくるかな?






俺は自分も着替えて大広間に行って優衣を待った。






「あれ、若お出かけですか?」

「優衣とな。」

「おぉ!楽しんできて来てくだせぇ。」

「ん。」






< 160 / 374 >

この作品をシェア

pagetop