ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
しばらくすると、大広間の襖から、優衣が顔を出した。





「はやく入れよ。」

「…あたしのキャラじゃねぇ!!マジ…恥ずい…。」

「いいから入れ。」






そう言って俺は優衣の手を引っ張った。





「う、わっ!」





コケそうになりながら入ってきた優衣に驚いた。




…かわいんすぎんだろ、それ…!






「なぁ、やっぱこんなスカート似合わねぇよな…?」





バカじゃねぇの。




普通に最高だから。





久々に襲いたい感覚…。





「…かわいすぎ。反則。」





ボソッと言った声は完全に優衣に聞こえてて…。






「別に…駿のためにこんな格好したわけじゃねぇから反則じゃねぇよ…!」





お、ちょっとしたツンデレ?





若干イチャついてから優衣を連れて出発。





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