ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
つーか…ホント…恥ずかしい…!!





「外泊?」

「ちげーよ。今日は俺の思いつきだから。」

「ふーん。キスも、まだ軽いの1回なんでしょ?若頭頑張りなさいよ〜。」

「うるせぇよ…。」






あの…さ。





いくらなんでも、いい加減何の話してるかわかるんだけど…。





コイツらに恥はないのかよ!?







「ん?なに赤くなってんのよ、優衣!!」

「うるせぇ!!」

「今見た目普通だしかなりカワイイよ。」

「ホントか!?」

「うん、マジ。だから、ケンカなんかしないでよ?デートなんだし。」

「別に…デートのためじゃねぇし!」

「…出た。」






ヤバイ。




これ以上汐莉と居たら何故かのぼせる!






「じゃ、ごゆっくり♪」

「じゃあな、汐莉。」

「じゃぁ。」






よし。




もう大丈夫だ!






そして、ようやくアウトレットモールをちゃんとまわる。






「へぇ。こんな感じなんだ。」







さすがに初めて行くところってのはテンションが上がってくる。






「駿どれくらい来たことあるんだ?」

「んー…忘れた。」

「ふーん。」






結構来たことあるんだな。






< 164 / 374 >

この作品をシェア

pagetop