ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
ケンカ強くて頭もいいって…ムカつく奴だな。





しかも人の名前勝手に使いやがって!






「でな?駿から連絡受けてすぐ、思い浮かんだ奴が居るねんけど。」

「言え。」

「四天王の1人、青山奈津。青山会の会長の娘。」

「…決まりだな。」






駿の話によると、青山会っていうのは、闇金融的なところだって。





ケンカ強くて頭もよくて、金持ちかよ!





つくづくムカつく奴だな!





「ねぇ、そいつ、どこまで強いの?」

「八雲、今回は青山の力が問題じゃない。後ろだ。」

「じゃあ青山会ってどこまで強いの?」

「まぁ、待ってろ。」






青山…奈津…ね。




四天王…。






「優衣ちゃん。優衣ちゃんにザコし向けてたのもコイツやと思う。」






怒りボルテージ急上昇。



あれでどんだけイラついたか!!






「ハル、優衣の送迎、そうゆうわけだからよろしくな。」

「はい。」

「優衣、1人になるな。」

「はいはい。」

「あと、勉強頑張れ。」

「…。」

「はい、終了!!仕事続けていくぞー。」






くそー!!




にしても四天王…黒田よりかなりレベルアップだな…。







「優衣。」

「なに?」

「勉強に戻るぞ。」






いーやーだー!!





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