ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
しかも、宇佐と宝が来てないとこを見ると、きっと青山会本体も潰しにかかったんだと思う。






「てめぇら遅せぇんだよ!」

「全く…来てやったのに。これだから俺様は…。」

「もういいって。ねぇ、残り全部殺っていいんでしょ?」

「全く八雲は…。でも、そうだ。全員…殺れ。でもあの女はダメだからな。」

「わかった。」

「それじゃあ、スタート…。」





龍のその言葉で、また先頭開始。




なんか倒しても増えてねぇか?




まぁ、いい。





俺達はかなりの勢いで倒していった。





20分ほど経ったとき。




残ったのは青山奈津だけになった。






「くっ…。使えねぇ…!」




倒れてる奴らを見て、そう吐いた青山奈津。




一応仲間だろうが…。






「汐莉!!」

「優衣…。あんたは全く…無茶ばっか!」

「汐莉が無事で良かった…。」

「はぁ…。ありがとね、優衣。」





よかった。




汐莉も無事救出。




さて、最後にこの女をどうするか…。





「優衣の好きにしろ。」

「いいのか?」

「当たり前だ。お前の戦いなんだろ?」

「あぁ…。」






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