ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
次の日は朝から屋敷に向かって出発。




って、そんなに遠くないけど。




久々に見る屋敷。





「なんかすごい久しぶりな感じ。」

「そうか。入るぞ。」





屋敷に入ると誰も居ない。




ん?




今日はどっかと戦う日か?





「優衣、こっち。」





駿が大広間を指すから入ると…





「「「退院おめでとう」」」





って、組の奴らが全員で言ってくれて…。




テーブルの上には豪華なメシ。





「これみんなで作ったのか?」

「まぁな。」

「優衣がやっと今までと同じ量食べられるようになったって聞いたから。」





やばいな…。




なんか…嬉しくて。





「感動したし…。」

「だとよ。良かったな、お前ら!」

「若もおかえりなさいですよ。多分。」

「うるせぇ。」





場は笑いに包まれた。




あたしと駿も座って、はやめの昼食開始だ。





「うまっ…!」

「よっしゃ。」





どれも全部リアルに美味かった。





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