ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
急いで大広間に戻った。




知らせると、みんな凍りついた。




だよな…。




ん?優衣も?





「優衣?」

「たった今…駿の親父の話聞いて…。その瞬間明日来るって…。」

「そういうこと。」





こいつらからの話を聞いたなら、そりゃビビるわ。




あの優衣がビビってるとはな…。




最高。




かわいい。





それは置いといて…。





優衣のご対面にもなるわけで…。




そりゃビビるわ。





「大丈夫だから。」

「大丈夫じゃねぇだろ!」

「若干…。」

「なんかよくわかんないけど、あたし自分がここまでビビってるの初めて見た…。」





まぁ、優衣はあとで話すとして。




組員全員で今からこんな面か…。




相当緊張してる。




親父は嫌われてねぇけど恐れられてるから。




まぁ、俺も…親父はこの世で唯一恐い人だけど…。




昼食が終わりくらいで良かった…。





「今からそんなんでどうすんだ。頭はおまえ等に会うのを楽しみにしてる。おまえ等は?」

「そりゃ楽しみですけど…。」




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