ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
恐いよな〜…。





「まぁ、とにかく帰ってくるもんは仕方ねぇ。いろいろ準備大変だけど頼んだぞ。」

「「「はい」」」





よし。




次は優衣。





「優衣、ちょっと来い。」

「はい…。」





大人しいな。




……何か不気味…。




優衣を連れて俺の部屋に行った。





「座れ。」

「うん。」

「なんで正座?いつも胡座だろ。」

「なんか…ノリで。」





優衣がいつもよりおもしろい…。





「で?不安か?」

「当たり前だろ!恐そうだし…駿の親だし…。」





優衣にも、俺が彼氏だって自覚が出てるな。




良いことだ。




んで、嬉しい…。





「大丈夫だ。」

「んー…。」

「俺に任せとけ。お前はいつもの優衣で居ろ。」

「…わかった!」





いつもの笑顔の優衣。




さすが俺の女。




親父たちがなんて言っても俺の女は優衣だ。





「にしても、優衣が緊張してくれるとはな?」

「はぁ?」




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