ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
そのとき、背後に気配…。





「誰だ?」

「へへっ、気付かれちゃったぁ♪」

「は!?」





そこにいたのは、ゴスロリっぽい服を来た奴。




制服まったく着てないし…。




ってか、こいつ…強いってオーラは無いけど自信はある…?





「お前は?」

「四天王の1人、桃原アスカです♪よろしくっ!」





桃原アスカ…。




汐莉を見ると、いつも四天王が現れたときの顔してたから、間違いはないらしい。





「強くねぇだろ?ケンカ。」

「優衣!この人の強いところはっ…」

「黙っててよブス。あたしは麻野と話がしたいの♪」





いや、汐莉の方が美人じゃねぇ?




少なくとも汐莉はブスじゃない。





「黒田にぃ、青山。倒してくれてありがと♪」

「は?」

「あいつら、ケンカ大好き過ぎてイヤだったんだよね〜。ホラ、あたし平和大好きじゃん?」





うん、知るか。




コイツ意味わかんねぇ…。





「でね、だけど〜あの人に挑戦されるのは困るし…なんかあたし四天王とかになっちゃったし?」

「だから?」

「戦っとかなきゃなぁって♪」





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