ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
◎駿



優衣の復帰と一緒に俺も本格的に復帰。




俺を待ってたのは大量の仕事たち…。




しかも外に行くのばっかじゃねぇか…。





「おいコラ…。出入りはやっとくって言ってたよな?」

「に、睨まないでよ、駿ちゃん♪」

「キモイ。」

「だってさ、なんか俺が先頭だと威厳ないじゃん?だからやめたー。」





軽っ…。




これでも一応、優秀な右腕なんだよな…。






結局、手分けして終わらせた。




威厳なんて肩書きがあれば出てくんだよ。





帰ると、優衣はもう帰ってきて着替え終わっていた。





「よう、優衣。おかえり。」

「ただいま!ん?駿おかえり。」

「はは!ただいま。」





そう言いながら優衣の頭を撫でた。




最近カワイイ…。




部屋違うのが救いだ。





「学校どうだった?」

「どうって普通…あ!」

「なに?」

「駿に話したいことある!夕飯のあと行っていいか?」

「あぁ。」

「じゃあ、あとで行く!」





優衣が女子校でホントに良かった…。




そんな風に笑いかけられたらアウトだろ。





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