ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
「…で、また言うだけ言っていなくなった。」

「どっか行ったあとは必ずなんかあるな…。」

「うん…。」





夕食のあと、駿の部屋で話す。




これは普通に出来るようになってきた。





「ってか、すっかり忘れてたんだけど、汐莉と宇佐連絡取っててさ。」

「あぁ…。」

「宇佐が汐莉に全部話してんだよ、あたし達のこと!」

「…俺達のこと、って?」

「!だから…あの…」





わかってて質問してる!




いじわるな顔してるし!




自分でも顔赤くなってくのがわかる…。





「えっと…」

「こうゆうこと、だろ?」

「え?」





駿は一瞬であたしの目の前にきて、キスした。




ずるい…




やっぱりあたしばっかドキドキしてる。





「バカ駿!」

「はは!」





駿にはかなわない。




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