ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
◎駿



「でさ、汐莉が…」

「…お前ウザイ!中学生じゃねぇんだぞ!?」





最近宇佐が夜中に部屋に来て汐莉の話をする。




正直俺にはどうでもいい。




眠いし…。





「冷たいな…。」

「うるせぇ。」

「優衣とは最近毎日部屋で何かしてますよねー?なーにしてんのかな〜。」

「おい、エロ宇佐。お前が想像してることはなんもねぇよ。」





まったく…。





「なぁ、駿…。」

「なんだよ、急に真面目に…。」

「あの子いた。」

「あの子?」

「そう、あの子。」





あぁ…あの女か。





「見間違いならいいんだけど、優衣と同じ制服着てたような…」

「はぁ!?ありえねぇだろ!だってアイツ…」

「だよな。あっ、それで汐莉が…」





いつまで汐莉トークが続くんだ!!




…アイツか…。




どうでもいいや。





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