ヤンキー彼女とヤクザ彼氏
最後の四天王
◎優衣



見られてる…。




見られてる……。




見られてる………!!





学校行ったあたしは、ヤンキーの注目の的。




陰口言うとかでもなく、ひたすら見てる。




うぜぇな…。





「おい!見てんじゃねぇよ。全員…殺るぞ?」





そう言ったら睨みながらも全員消えた。





ちっ…根性ねぇんだよ。





「朝から不機嫌か?麻野。」

「緑川…。」





なんで朝から会わなきゃいけねぇんだよ。





「…白峰は?」

「そんな簡単に雑魚の前には出ねぇよ。…ここは雑魚が多い。」

「校門前であんなことしといてね?」





イライラする…。




はやく出てこいよ!





「ゆ、優衣!!」

「汐莉…。」





汐莉が走ってきた。




ホント、心配性だな。





「大丈夫だ。」

「そう…。」





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